スタジオパークに尾野真千子


まっちー(とひそかに呼ぶ)にハンカチを差し出してあげたい衝動、抑えがたし。


◇元々のハスキーな声が、さらに本日はかすれていたような。
仕事がハードで、声帯使いすぎちゃった?

◇三年前のスタパ初ゲスト時のVを見て、あ、これが私の中の、カーネーションの糸子に出会う前までの、オノマチのイメージだったなと再確認。

その際の、やたらキョロキョロする様子を、司会アナから「落ち着かない尾野さん♪」と好感を込めて突っ込まれ、恥ずかしそうに照れ笑いをする、まっちーの可愛さ。


◇TVドラマ初デビュー作(17歳!)のVが、ショートヘアで柔道着とかセーラー服とかコスプレ(違う違う)、もとい着てる姿も初々しい爽やかさん、であった。

◇朝ドラのヒロインに選ばれたことを、故郷は山奥の田舎なので、映画なら誰もが気軽に観られない環境だけれど、NHKのドラマなら、いつでも誰でも観られる、だからヒロインに決まって嬉しかった、とか
今まで心配や迷惑をかけてきた家族に、これで恩返しができると思った、とか
笑顔を絶やさず語るオノマチのきれいなこと。
澄んだ心根がTV画面を通しても十分伝わってくる。なんて気持ちのいい人だろうと、深呼吸の一つもしたくなる。ヘンな気取りがなくて、浮ついてなくて堅実で。いいなあ。


◇スタッフに聞いた「オノマチの印象を一言でいうと」のコーナーでは、「おっさん」と「糸子そのもの」が複数あり、
他には、ライオン、女豹、山猿、イノシシ、うさぎ、リス、と何故か動物大集合に。

でもそれらは前フリだったのか、後であらためてスタッフからの、ねぎらいや励ましや頑張りを讃える言葉がいくつか紹介されると、オノマチ感極まって涙が溢れそうになり(必死に泣くまいと頑張ってた)、見かねた近田アナが自分のハンカチを差し出す場面も。

◇どうやら、めっぽう涙腺弱いらしく。そういやスタパ初ゲストのVでも、緊張のあまり(←本人の弁)涙ぐんでいた。
なんと緊張も涙に結びつくのか。そういうところは意外に女子っぽいかも。

さらにVにてコメントとオノマチへのメッセージを寄せるお母ちゃん、こと千代さんこと麻生祐未さんの目も、最初から潤んでいたのが、コメントが進むにつれ、その度合いが増してきて、
それを受けて、糸子ことオノマチも涙腺決壊、ほろほろと涙が頬を伝うまでに。観てるこちらもなんだかじんわりウル目状態に。


◇「今の私には、まだまだおばあちゃんをやる力はない」
「気持ちが伝わる役者さんで、とても尊敬している、大好きな夏木マリさんにバトンタッチできたのは、嬉しいことで、安心しています」
などなど、先輩を立てるきちんとした気配りフォローも忘れない、「しっかり者」の顔ものぞかせる。

◇コーナーが変わる時にちらっと流れた「ふたりの糸子のうた」にあわせて、左右に身体を揺らして調子を取りながら、一緒に笑顔で口ずさんでる姿があまりにキュートで、もうじき会えなくなるのか・・との思いも手伝って、グッときてしまい。
鼻をすすったりしてる自分が意味不明だが、でもなんだか無性に切なくなってしまった。

あなたの元気が、どんなに毎朝の楽しみだったことか。

サンキューオノマチ!(まっちーらぶ)



余談で。

カーネーション中で好みのタイプは、との視聴者からの質問に、ものすごく悩んだ末に(苦笑い)、「北村」と答えたオノマチ。
「一番笑わせてくれたから」だそう。

姉弟みたいに好き、であれば、ぶっちぎりで「勘助」とのこと。
そうそう、弟ポジで彼を超える者はいない、と同感。(腕組みでうなづく)



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