2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スタジオパークに尾野真千子

まっちー(とひそかに呼ぶ)にハンカチを差し出してあげたい衝動、抑えがたし。 ◇元々のハスキーな声が、さらに本日はかすれていたような。 仕事がハードで、声帯使いすぎちゃった?◇三年前のスタパ初ゲスト時のVを見て、あ、これが私の中の、カーネーション…

一方的に善悪を決めつけているのは誰か

自分たちの正義を信じて疑わぬ人たちは、「敵」とみなせば どんな卑怯卑劣も、その大義の前には許されると考えている。「悪を懲らしめる正義の制裁」を下しているのは、本当は誰なのか。他者を「敵」と「味方」に二分化し選別し、その対応に著しい差をつける…

偏向&捏造まとめ人erokimotaへの反論(ログと補足)その2

前半(その1)からの続き。 故意に卑怯な手段を使った事実を認めた格好のerokimotaに対し、こちらからの反論が以下。 いちおうRTもリプも記事埋め込みも拒否ってるerokimotaの、嘘と誤魔化しで塗り固めたショボ発言に反論しとくか。 ちなみに「こいつは私か…

偏向&捏造まとめ人erokimotaへの反論(ログと補足)その1

togetterにアップした、私個人の呟きのみでまとめた記事が、私のtweetを無断で悪用して作成した偏向&捏造まとめ記事作成者のerokimota、または「第三者」により削除申請され (ようするに悪事の事実が世間に広まると都合が悪いので口封じに走った、というと…

周防と勘助とおばちゃんと/カーネーション(123)

また週一の縛り(←自主規制)を破るイレギュラーで、感想を書いてしまっている。 だがそれも、本日放映分がもたらす破壊力の前には、致し方なきかと。なんたって、過去にさかのぼって糸子と深い縁ある三人(に関するやり取りや、よみがえる思い出=フラッシ…

宋銭と内大臣/平清盛(8)

いやあ第八回も面白かった!の一言に尽きる。きちんと練られた脚本だからこその、 次々と立ち現れる登場人物を手際よくまとめた手腕に拍手。 複雑に綾なす人間絵巻を堪能できた回だった。いまだ初回時の好感触が(そう大きくは)裏切られない今年の大河、 こ…

見どころはぶっちぎりで巨大ロボ戦!/特命戦隊ゴーバスターズ

『Mission1 特命戦隊、集結せよ!』 OPクレジットに目を凝らした後に、本編を追っていて脳裏をよぎったのは、SF色の強い作風だから、スタイリッシュな画作りに定評ある 柴崎貴行監督が抜擢されたのかな、とか 福沢博文SAの初アクション監督の感触は、アクロ…

ホールからピースへ/カーネーション(鮮やかな態度)その2

一週間分の連続放送を観ていて、ああそうか、とぼんやり気づいた。 店の引き継ぎをめぐり、親子の激しい衝突が繰り広げられる「お茶の間のテーブル」上に、共通して置かれたケーキについて。かつての善作と糸子の時はホールタイプのクリスマスケーキが、そし…

家から個人へ/カーネーション(鮮やかな態度)

珍しくウィークディでの(最近の習慣的には一日早い)感想など。今週は糸子がその時々の色んな思いで、店の看板を見上げる姿が印象的だった。 ◇思えば丁度いま劇中で描かれている頃から、社会現象としての核家族化は広がりつつあったんじゃなかったか。 家制…

スピルバーグ監督へのインタビュー

記憶が消えぬうちに箇条書き。◇最新作『戦火の馬』は戦争映画ではなくラブストーリー。愛と信頼と希望の物語。◇これまで手がけてきた作品のメインテーマは成長(チェンジ)。試練に耐え、困難を乗り越え、新たな自分を獲得する成長の物語を常に描いてきた。 …

真実に向き合うことで救われるココロ/怪物はささやく

パトリック・ネス(著) シヴォーン・ダウド(原案) 池田真紀子(訳) ジム・ケイ(絵) テーマはシンプル、だがその深みは大人にも訴えるYA小説。どんなに辛かろうと酷かろうと、ありのままの真実から目を逸らさず 自分の偽らざる本心を見据える勇気を、1…

録画視聴覚書

目疲れ。一度に欲張り過ぎか。 寝不足で舟漕ぎながらも消化作業終了。とりあえず満足。 WOWOWにて過去のアカデミー短編実写映画賞受賞の四作品(うち『Pickpocket』のみ再見)。 ※『West Bank Story』、導入にて結構本腰入れてスタンダード映画のパロディや…

弱者虐めのどこが正義か荒川稔久脚本に問いたい/ゴーカイジャー

ゴーカイジャー、顔出し俳優やスーツアクターなど俳優陣や制作スタッフの仕事ぶりに、労いと感謝を伝え、画面からも知れるその頑張りを讃える気持ちに嘘はないが、嘘がないといえば、進行途中からずっと引っかかってきた脚本への不満も、またそうなのだった…

嘘と本当の「あわい」を見つめる渡辺あや脚本/カーネーション(あなたを守りたい)

つらつら思いつくままに今週のまとめ感想。糸子と組合長の、ディオール偽タグ事件を起こした北村を非難する観点のズレっぷりに、彼への愛着&愛情が窺えるが、糸子がその犯した罪自体を肯定したわけでないのは、組合での北村による既製服講義を「あほらし!…

「きっぱり白黒つける断罪」の「わかりやすい格好良さのカタルシス」を疑え

ドキュメンタリー&報道特集に言葉を失うばかりだった昨日のこと。深夜の海外ドキュメンタリーではクメール・ルージュの虐殺が、加害被害双方の証言を交えて生々しく炙り出され、旧人民(農村の人間)と新人民(都市の人間)とに大雑把に二分し、中国の文革…

サイト統一の件

この記事の時点では、いずれ別サイトへの統合(移転)予定でしたが、その肝心のサイトにて、過去記事に追記すると、 リンクがズレたり全文表示されなかったりの不具合が生じたため (←すべては不定期に発生する予想以上の反映の遅延が原因、と判明)、 不測…

わたしの存在がこの世界から無知の闇を消し去りますように

『紛争地帯に生きる〜カシミール地方 〜少年の日々〜』 Angels of Troubled Paradiseかつてムガール帝国皇帝が「地上の楽園」と讃えたカシミール地方では、 1940年以降、その領有権をめぐりインドとパキスタンの争いが続いている。インド側支配地域では…

西海の海賊王/平清盛(6)

このところの地味回続きに視聴意欲が薄れたのかもしらんが、第6回の録画分を2日遅れで観てみたところ、義に燃える青年の熱き高揚が、高き志が、終始画面からほとばしっていたのに、安堵とともに次回以降への期待をあらためて抱いたことだ。次から次と途切…

中島かずき脚本の挑戦を見守りたい/仮面ライダーフォーゼ(追記)

第21話『進・路・誤・導』 第22話『馬・脚・一・蹴』についてのささやかな書き落としメモ。先週(#21)からOPのSEが以前より強調され迫力が増したことへの歓迎と、 これまでの坂本監督らしくないお粗末な(いかにも使用してます的わざとらしさの残る)ワイヤ…

それが俺の一直線!/仮面ライダーフォーゼ

第21話『進・路・誤・導』 第22話『馬・脚・一・蹴』脚本:中島かずき、監督:坂本浩一先週(第21話)のトモ子の台詞「仮面ライダーは人知れず悪と戦う正義のヒーローなんだから!」から更に進んで、今週は弦太朗に「学園と地球の自由と平和を守る仮面ライダ…

自信/カーネーション

思うに自己表現(ゲージツ方向)と顧客満足(エンタメ方向)のせめぎ合いは、商品としてのものづくりに携わる者が半ば必然として背負う葛藤なのかもしれない。 作り手の好み、と、お客の好み、をどう上手く擦り合わせるか、最適バランスの見極めに容易く正解…

オリエント急行の殺人/名探偵ポアロ

NHK番組サイト新シリーズ4作品中トリを飾るに相応しく、1934年当時の倫理や正義に基づくであろう原作に、一歩踏み込んだ現代的視点から再解釈してみせた(少なくともルメットの映画と比べても、大筋は同じでも仕上がりの印象はだいぶ違う)演出の冴えは、本…

スタジオパークに柄本佑

スタパ本日のゲストトークを録画にて。懐かしや、『ゲゲゲの女房』の菅井伸こと菅ちゃん、である。 そうか、前作の朝ドラ『おひさま』主人公(陽子)の幼馴染みタケオ役は、弟の時生くんだったのか。本日話題に上るまでまったく気づかんかった。 ゲゲゲを除…

最終話『償い』/贖罪

連続ドラマW(WOWOW) 監督:黒沢清まとめ切れないので思いつくまま箇条書き。◇冒頭で、麻子(小泉今日子)が娘のエミリ殺害の知らせに無我夢中で現場へ走る途上、角を曲がった出会い頭に自転車とぶつかり、倒れこんだ道路脇のゴミ袋の山の中で無意識に口走…

懐かし戦隊ソングをもう一度/ゴーカイジャー(49)

第49話:宇宙最大の宝監督:竹本昇、脚本:荒川稔久 本日のBパートは凄かった。 これぞ戦隊!と嬉しくなるような、次へ次へと転がしていく加速度的な盛り上がり。 飛ばすところはポンポンと軽快に、見せるところはベタなまでのスローで、刻むテンポの心地…

由紀さおりヒットの考察(『ニュース深読み』より)

今朝のNHK『週間ニュース深読み』(小野文惠アナが司会進行役を務める番組)にて、世界が注目する由紀さおりと初音ミクからその人気の要因を考察するコーナーが、なかなか興味深い内容だったので備忘メモ。人気の理由ベスト3と称して、かつてのTBSのザ・ベ…

ポアロ経由でコロンボへ

名探偵ポアロの新シリーズがじき放映されるとか。 なかでも『オリエント急行の殺人』の回は、映画との違いが気になる。観て確かめねばと。 それで、別段ディープなファンでもなんでもないが、一応過去に録り溜めたDVDなどチェックしてみようかという気になり…

吉松隆の『平清盛』OST

今年の大河ドラマは何よりもまず音楽が断然気に入ってしまい、発売直後のOSTを早速購入し、楽しんでいる。 CDの良さはブックレットが付く点にあると前々から思っていて、数ページとはいえ番組チーフPと作曲家による音楽関連情報に触れた文章が読めるのがいい…