泣くな、はらちゃん(第9〜10話)つぶやきまとめ


3/17

録はらちゃん。身体震える衝撃。しばし虚脱状態。止めどなく涙。神様とは誰のことか。突きつけられた問題提起の重みを
真摯に受け止める。未来のために。希望のために。我々のかけがえなき宝のために。
posted at 12:29:02

泣くな、はらちゃん。子供には子供の、大人には大人の、見方や解釈可能な二重構造が本作の凄さ&魅力だが、大人の端くれの
一人としてここは大人目線に立つのが筋だろうと思い「痛み」を堪えつつ、以下。
posted at 12:32:26

田中が語った夜中に人形が動くと信じた子供の頃の話も、ユキ姉が百合子に向けて放った言葉も、全てはラストに繋がる伏線に
なっている(と思う)。
posted at 12:34:00

はらちゃん達を周囲に繰り返し「幼い」「子供みたい」と評させる脚本の周到さ。彼らは子供のメタファーで、「神様」とは
子供からみた、世界をエゴの捌け口にしている(暴力の刺激に麻痺した)大人を指すんだろう。子供は神様の作った世界を黙って
受け入れるしかない。選択肢はない。#泣くなはらちゃん
posted at 12:36:06

はらちゃん達が道に落書きしたり子供らとサッカーに興じる姿を通して、視聴者たる子供には彼らへの友達感覚が、大人には子供と
同列に見なす認識が、難なく形成される。そこへ炸裂する暴力の洗礼。加害者側もまだほんの若造で、暴力の連鎖する根深い背景が
言外に仄めかされる。#泣くなはらちゃん
posted at 12:39:35

前触れなく無垢で無防備な子供を暴力に晒し感覚を麻痺させ、ついには服従させる酷いシステムを、一体大人たちは何のために
続けているか。全てはエゴの暴走から。優先順位が経済>人の論理(というよりもはや狂信)から。最も弱者のところにしわ寄せは
集中する。すなわち子供たちに。#泣くなはらちゃん
posted at 12:44:56

子供は未来であり希望であり我々人類共通のかけがえのない宝であるはずなのに。通奏低音の如く聞こえる、何をやってる大人たち、
の糾弾の声に耳を傾けないわけにはいかない。#泣くなはらちゃん
posted at 12:46:14

かつてはらちゃん達を漫画の中で扱いかねて「殺した」百合子の、町を去る逃避行動を非難するユキ姉。すぐ逃げる、駄目な神様、
世話が焼ける、と愚痴りつつも結局は許す。自分をこの世に生み出してくれた神様、すなわち大人である親が大好きだから。
いつだって子供は健気だ。#泣くなはらちゃん
posted at 12:48:39

あなたには私たちを作った責任がある。最後まで見届けてほしい。百合子に向けたユキ姉の言葉は、不甲斐ない親に向けた子供の
切なる願いそのものだ。逃げる百合子を待って!待って!と必死に後追いしてくるはらちゃんたちは、親を慕う子供の姿そっくりだ。
#泣くなはらちゃん
posted at 12:55:27

白石加代子母が、娘の連れてきたはらちゃん達を娘の言い分通り「漫画の人」としてすんなり受け入れるのも、漫画世界に行って
しまった娘自身の描いた自画像を見て驚愕しつつ「いい笑顔だわ」と呟けるのも、娘の幸せを第一とする親としての肚の据わり具合が
本物だからかもしれない。#泣くなはらちゃん
posted at 12:58:18

子供を守るどころか自ら子供となり子供に依存する越前さん=親(大人)の嬉しそうな様子に、微妙な表情ながら笑顔を作り明るく
振る舞う陰で一筋の涙を流すはらちゃん=親を絶対視する子供。あんな辛い顔を苦しい葛藤を、どれだけの大人が子供に強いているか
想像するだけで胸痛む。#泣くなはらちゃん
posted at 13:05:26

子供を守ることを最優先にすべき責任と自覚を放棄し、子供と一緒の地点に立ってしまう大人の身勝手を淡々と描いてみせた
岡田恵和の卓越した手腕に唸る。越前さんの抱える未だ大人と子供の境界を彷徨う未熟は、今の大半の成人に該当しそう。
本物の大人がいない世界の厄介。#泣くなはらちゃん
posted at 13:09:03


3/23

私の世界とあなたの世界は別々。だけどちゃんと繋がっている。いつでも繋がれる。近くにいても離れていても。
「思う」気持ちがあるなら。愛があるなら。孤独じゃない。もし片思いなら。いつか両思いになろう。大好きと言い続けよう。
あなたへ。この世界へ。#泣くなはらちゃん
posted at 22:20:26

最終話だけリアルタイム視聴(今頃になって家人が良さを理解したんだった←遅いよ!でも嬉しいよ!)
posted at 22:25:20

3/24

昨日の。どういう風の吹き回しか祝日に録画はらちゃんを一気見して気に入ったらしく。初回の録画分ちらりと見て
「うーんあんまり・・」などと言葉濁しTVの前から立ち去ったのは、あれは何だったのか。まあいいけど。
一応「録画残しててラッキーだったね」と心中突っ込んでおいた。
posted at 08:33:00

夜はなかなか落ち着いて呟けない(環境的にも心理的にも)のでもう一度、改めてはらちゃん感想。
posted at 08:33:38

誕生までは越前さんの分身でも、人格を持つに至ってはもはや分身ではない「はらちゃん」のユニークな立ち位置は子供の象徴と
考えれば納得もいく。打算も駆け引きもなく無条件で神様も世界もただただひたむきに愛する子供の裸の心にはどんな大人も
敵わない。子供に学ぶことは多い。#泣くなはらちゃん
posted at 08:36:31

はらちゃんは越前さんの分身にして分身でなく、漫画世界もフィクションにしてフィクションでなく(はらちゃん達の出現が
その象徴)、「あれ」と「これ」とが分断されない、断絶しない、切れ目なく続いていく、この感覚は考え方は、
まさに生死の問題と地続きに思える。#泣くなはらちゃん
posted at 08:37:43 

百合子の言う私達の世界だってもしかすると誰かが描いた漫画なのかも、に本作の主張は言い尽くされているように思う。
フィクションとリアル、生と死、他者と自己、彼と我、あらゆる境界が線引が区分けが差別が、一旦フラットな地平に並列に
置かれる。#泣くなはらちゃん
posted at 08:39:44

一見シュールなようでその実とてつもなく寛大で温かい世界観から連想するのは、人と無機物とを分け隔てなく同じ地平に立たせる
浦沢義雄の作風(カーレンジャーを懐かしく思い出すなど)。#泣くなはらちゃん
posted at 08:42:52


3/25

思えば田中が越前さんや清美に話した夜中におもちゃが動き出すと信じた子供の頃のエピソードも「生きてる」と「生きてない」の
境界が曖昧になる(曖昧でいいとする)考え方が基にあった。岡田恵和的着眼点の面白さの肝はこの超平等主義(とでも)に
あるんじゃないかなと思ってる。#泣くなはらちゃん
posted at 09:47:01

田中君はね、結構序盤から注目していて、あのおっとりした気立てはめったに無い拾い物だ貴重だと個人的に推してたから、
徐々に世間にも良さが浸透していったのは内心嬉しかった。清美ちゃんは見る目あると思う。あれは絶対いい男だよ。
#泣くなはらちゃん
posted at 09:52:15