あまちゃん(第二週)つぶやきまとめと追記


4/8

春子とアキのダブルヒロイン体制なのかもしれない。バブル前夜な80年代のふわふわした浮遊感伴う楽観ムードが
当時のヒット曲で実感もって甦る、見る者の記憶に訴える仕掛けと選曲センスが光った本日。#あまちゃん
posted at 08:15:27

離婚するという春子の後ろめたさを先回りで察して何気なく庇ってくれる夏。煩くお小言いいながらもちらっちらっとさり気なく。
面倒くさいのは「母」も同じです、な憎いオチ(やはり親子であったよ)。#あまちゃん
posted at 08:16:15

雇われ春子ママの店にいそいそ通い詰め、カラオケでゴーストバスターズ!とそこだけ繰り返しシャウトしまくる
大吉の暑苦しさ最高潮(勉さんハブるなw)。#あまちゃん
posted at 08:16:54

4/9

艶笑と感動、無神経と大らかの紙一重リアリティに脳内でヨイトマケ流れ始めるなど。#あまちゃん
posted at 08:21:24

尾美としのりの数秒ほど反応遅れる鈍チン設定の如何にも感がすごい。#あまちゃん
posted at 08:22:22

アキが本来の自分を生きるべく親離れしていく段階の踏み方、避けられない衝突に一つ一つ向き合い乗り越えていくだろう過程が
とても丁寧に描かれているなあという印象。#あまちゃん
posted at 08:23:36

父親が尤もらしいお説教かましてる途中でこっそりアキが海に飛び込んだのを、逃避したと解釈する声が多かったけれど、
今までの経緯を踏まえるなら、あれはアキなりの行く手に立ち塞がる物や人にきちんと向き合い乗り越えていくんだという
「決意表明」ではないかなと思う。#あまちゃん
posted at 15:03:06

4/10

烏龍ハイと烏龍茶が逆に出されたのに気づいてたらしき勉さん、酔っ払って床にひっくり返る大吉と周囲の大騒ぎをよそに
一人ニンマリ笑顔湛えてご満悦なのがウケる。#あまちゃん
posted at 08:16:32

堅苦しい理念でも主義主張でもないラディカルで柔軟な関係性が生活に根付いている北三陸の家族&夫婦観には、ただ一つの正解なんて
ないし求めてもいない。夏はフツーじゃないからと言ったけど、それがフツーになればいいのに、世間が求める正解に苦しむ人が
もっと楽になれるだろうに。#あまちゃん
posted at 08:17:35

4/11

地元大好き一辺倒じゃないのがいいね、故郷に寄せる人の思いの幅が春子の設定で表現できてるんだな。#あまちゃん
posted at 08:17:31

場所じゃなくて人、だね、でもまあ環境のせいじゃなく本人次第だと気づくまで痛い目見るのも大事だから。#あまちゃん
posted at 08:18:32

まだいたの?から始まるアキのキツい一言一言がパパには確実に効いている様子。
娘を愛おしげに見つめながらひっそり傷つく尾美としのりの表情が泣ける。#あまちゃん
posted at 08:19:12

あんたら大人が!と眉を吊り上げ責め立てる春子の自分を大人の勘定に入れてない風な反発が、微妙に娘の立ち位置に戻ってることに
春子自身は気づいてないっぽい。#あまちゃん
posted at 08:21:51

都会の被害妄想は通用しない、まず他人を信用できないとこの町じゃ暮らしていけない、娘を盗撮されたことに動揺し
無闇に騒ぎ立てる春子を一喝する夏。これは「場所じゃなくて人」の応用編。起きた事実に良し悪しがあるんじゃなくて、
それを決めるのも人、考え方次第でどちらにも転ぶ。#あまちゃん
posted at 08:23:43

4/12

常連客らしからぬ影薄き勉さんの定位置チョイスが入口付近というのがまた。#あまちゃん
posted at 08:23:17

「これ全部勉さんが掘ったの?」坑道内部を見回し驚きを顕わにするアキに「ほぼ40年かかったけどね」。「けどね」の語尾が
ちょっと得意げだった勉さん萌え。#あまちゃん
posted at 08:23:57

犯罪者扱いされて傷ついたらしい盗撮男のわかりやすい捻くれ方に素直なアキは意味不明、というか
そもそもおじさんは眼中になくてw同性同年代のユイに憧れる奥手な乙女のこちらもわかりやすい反応。#あまちゃん
posted at 08:24:47

都会と田舎に限らず、ものの見方には二項対立では追いつかない複雑多様な切り取り方があるってことに気づくと
世界は一気に拓けるよ面白いよとフレンドリーな調子で話しかけてくる感じのクドカン脚本。#あまちゃん
posted at 08:25:20

4/13

腕を引っ張った勢いで入れ替わりに電車に乗ってしまった※アキを春子が一瞬ぽかんと見つめ、次の動作でぎゅっとホームに立つ
自分の側に引き寄せたのは、アキが24年前の春子自身の姿に重なったから、だよね。#あまちゃん
posted at 08:18:16
※互いに相手を気遣って場所が入れ違った(アキが電車に春子がホームに)らしい、とまとめ放映で確認。

春子は夏に東京行きに賛成反対どっちでもいいから親として意見して欲しかったんだと思う、もっとかまって欲しかった。
えてして母子家庭の母は父役も兼ねるせいか厳しく子に接しがち(もちろん良かれと思い)。
夏が春子との本音の話し合い避けて寝てしまうとかまんまオヤジで泣き笑い。#あまちゃん
posted at 08:48:49



以下はまとめ放映踏まえた追記。

坑道で叫んでも誰にも聞こえない、と勉さんに教えられ安心して溜め込んだ思いの丈を大声で吐き出すアキ。
ところで勉さんはここでも「誰にも」の勘定に入ってないらしく。何者だよ勉さんw

夫正宗との離婚の件を「(アキに)説明しろ」と春子にうながす夏。 が、それを察して
「いいよわかるよ色々あるよねおやすみ!」と笑顔キープしつつ早口でまくし立てるアキの健気と
それぞれ我が身に照らしてきまり悪そうな二人の対比が面白く。

その他。

アキに気のある素振りのヒロシがなけなしの宝物を譲るように手渡したカレー屋特典チケットの束の、
どうやら何度も大事に握りしめてたらしい形跡を残すくしゃくしゃな形状や
カレー一皿があと一枚で無料という中途半端さに、期せずして持ち主の来し方が投影されていたり、気になるアキへの
無意識の敬語使い(といっても若者言葉の範囲でではあるがw)とかのその人物らしい心情を窺わせるディティールが見事。

台詞で語らせる直球以外で心情ディティールを示す好例は他にも
両親の仲を気遣って東京へ帰ると本心とは裏腹なこと(でもきっとママやパパが自分に望んでいるに違いないと思うことを)
選択してしまうアキや、
娘の春子や孫のアキに残って欲しい本心押し隠し「去る者は追わず」などと笑顔で強がってみせる夏の描写にも見受けられる。

余談として。

北の海女存続に人一倍情熱を傾ける弥生さんの背景に何があるのか、何故それほど使命感に燃えちゃってるのか、気にならないでもない。