純と愛スペシャル(富士子のかれいな一日)つぶやきまとめと追記


録で純愛SP。男女カプ礼賛しつつ結局女が一人で頑張るオチは本編の踏襲ですね。主役は「女」&「一人」が絶対条件らしい。
posted at 10:43:26

ところで富士子が元彼をまだ好きなら、本編における大崎真一郎への恨み節入った対応や未練がましい言動は一体何だったのか
説明プリーズ。人物の心情がぶつ切れで繋がらないのは毎度の事で驚かないが。
posted at 10:44:27

も一つ疑問。タクシー乗り込む直前にオオサキホテルの場所尋ねてきた外国人への質問一切なく富士子が「予約客」と確信した
根拠はどこに。訳ありで探してる可能性も踏まえ、従業員と明かした上で予約の有無を確認するか、それとなく満室情報を伝えるとか
の一手間入れて欲しかった気がする。
posted at 10:45:32

でもとりあえず純ちゃん元気そうで安心した。一人でホテル切り盛りしてる感漂うのは、きっと愛くん目覚めたにしろ体力なくて
車椅子生活とか安静にしてなきゃ駄目とか理由があるんだろうと脳内補完。
posted at 10:46:57

富士子に愛くんのこと聞かれて言い淀んだのは、例の脳幹に残る腫瘍のせいだよなあ。いつか来るだろう「その時」に対する覚悟は
純の中にはあるんだろうが、ただ不意を突かれた拍子に消えずにくすぶる緊張と不安が浮上した、一瞬だけ。
でもすぐに立て直した、何も怖れないと決意した人の逞しい笑顔で。
posted at 10:50:38

泣けるぜ純ちゃん。一方あらためて「手術不可能な脳幹に残る腫瘍」設定がいかに蛇足だったか痛感もした。純愛へのスタンスを
より正確に表現するなら「ラストの展開」にはこの流れなら仕方ないという消極的容認だが、ラスト一週前の腫瘍という時限爆弾
抱えてます設定だけは未だに容認し難い、となる。
posted at 10:52:33 

ラストはあれで止むなし、だが脳幹に腫瘍残る、は要らなかった、原案却下された遊川脚本が意固地に愛の死に執着する意味が
あったとは思えない。原案の死亡展開が退けられた時点での最適解は「生死を曖昧にする(視聴者の想像力に委ねる)」終わり方
だったはずで、脳幹に腫瘍、もありえる可能性の一つ→
posted at 10:55:06
※補足:実際の描写では愛が「目覚めるか否か」でしたが、むろん現行通りここを曖昧にして終わっても腫瘍云々の設定さえなければ
同じく視聴者はそれぞれ自由に想像の余地が与えられる(許される)のだから、それで特に不都合はなかっただろうと思われます。

→として自由な解釈に委ねれば良かったのだ。制作側も視聴者側もどちらもダメージを被ることなくそれぞれの思惑が両立する
解決案だったのに。そんなに原案却下が腹に据えかねたのか、ちょっと大人気ないんじゃないのか、僅かな想像の余地くらい
ファンに残してやっても良かったと思う。それで作品に→
posted at 10:56:25

→傷がつくとか質が落ちるわけではないのだから。書き手のそういうちょっとした配慮のあるなしがどれほどファンに
重く跳ね返ってくるかは、今回のSPで提示されたどの情報に一番反響があったかを見ても明らかなのでは。
posted at 10:58:15



◇追記として。

◇富士子の仕事哲学は遊川脚本のプロ意識の反映に違いなくそこは共感できる。
脚本に私情を混入して「人に厳しく自分に甘く」なダブスタに仕上げる悪癖さえなければ、この手の説教にも格段に説得力が
備わっただろうことを思うと残念ではあるのだ。

◇ただ説教もオヤジ好みの古臭い価値観の押し付けに近く、結婚は疑問を差し挟む余地なき「羨ましいもの」
「女なら誰もが一度は憧れるもの」という紋切り型の決め付けに辟易した向きも結構いただろうと思われる。

◇正直言えば本編で構築された富士子、というより桐野女史のイメージが多少、いやだいぶ安っぽくなった気はした。
もはや朝ドラ縛りのナレは不要なのにしつこく一々の内面語りさせずとも宜しいかと。
本編の脚本家は原案参加のはずなんだが。
内面のことごとくを強迫神経症的律儀さを以って全て言葉にせずにはいられない本編譲りの過剰な「臭み」は変わらず。

◇でもストーリーとは別個に俳優諸氏を眺めるのは楽しく。
舘ひろしのおどけたウィンクを再度拝めただけでも良しとせねばなるまい。
元ベルボーイの巨漢田嶋に仕事に対するプロ意識が芽生える成長エピの真面目な調子も嫌いじゃなかった。

◇富士子はホテル到着後に初めて巻き髪スタイルにするのか。
それと水野は優秀な人材なのにカイザー側が使いこなせていない、ようは人を見る目なき将来性に疑問ありありな外資なので、
富士子にもまだ社長になるチャンスはある、が暗に示され、
同僚だった千華との間に一子を設けているのが待ち受け画面で知れる流れにほのぼの。