超人機メタルダー再び


東映特撮YouTube Officialでは現在メタルダーを絶賛配信中、なんですな。

5&6話っつったら太腿カコイイ釼持SA演じるトップガンダーの本格メイン回にして
メタルダーとの決闘未遂(実質敗残)→ネロス帝国での処刑執行から脱出→逃亡途上の山中で
力尽きたところをメタルダーこと剣流星(フォーゼでネーミング被ってたんだなそういや)に助けられ、
傷ついた身体パーツを修理される→互いを好漢と認めた友情の芽生え、までを描いた
個人的にも美味しいエピだったんだった。

今回見返してみて、特撮ジャンル以外では望むべくもないスーツ中心のドラマを
どれほど自分が観たいかを、最初に特撮に惹かれたその原点を、思い出したことだ。

着ぐるみ(スーツ)とはいえむさ苦しい野郎臭が立ち込める、最近の小奇麗にまとまった
オサレ感とは程遠い絵ヅラ、だがそこがいい。

スーツ演技に、アクションだけに留まらない可能性を開拓した、ユニークな発想と
大胆な挑戦に惹かれる。

スーツは顔出し(素面)の影武者的役割が本分、なんてことはないと本作が証明してくれた。
(何話だったか、一人の顔出し役者も出てこないオールスーツのエピもあったと記憶する)

また『電王』みたくコメディ系統に特化してるわけでもない>スーツ演技

どシリアス上等!じゃないか。スーツの使える枠を限定してしまってるのは誰あろう
作り手側だから。発想の大元が硬直化してんのは。

いつまでも目先だけマイナーチェンジして誤魔化すのも、そろそろ根本的に考え直す、
「偉大なる」マンネリズムに改革のメスを入れる時期にきてるんじゃなかろうか、

将来的にはもういっこ新たに枠増やすくらいの野心掲げてくれたっていいよ。SHT以外の枠をさ。

少子高齢化社会を睨んだ生き残り戦略として、昭和世代を取り込むって充分勝算ありと思うが。
ギャバン映画化が好調だったら、どうか真剣にご一考願いたい。
ギャバンの次はメタルダーのリメイクやる気ないかな日笠P辺り。

「男なんだろぐずぐずするなよ」と歌うクッシーの心境で。是非ここはもう一声。

軍団からの攻撃で身体のあちこちが破損し、中からメカが痛々しく覗くトップガンダーの姿に
キカイダー同様のエロスを感知するロボ好きの性。
できることならこのまま永遠に目に焼き付けたく(ぷらす妄想力発動も←怖いからそれ)

メインは小笠原監督だったんだな、あらためて合掌。
ただ流星とTGの身長差を映像マジックで処理せずまんま撮るのはさすがにどうかと。監督〜

他に配信スタートしたばかりの未見の戦隊、ガオとアバレも、余裕があれば観てみたい
(まとめ視聴できないのが辛いやね)。








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